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アジアの織物 PANDAN TREE blog

アジアのことから身近なことまで、きままブログ
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チャナン - Canang -

春の暖かさも感じられるようになった今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

巷ではインフルエンザが流行っているそうですね。
我がツレも月初めに罹ってしまい、数日熱でウンウンうなっておりましたが、人生初のインフルエンザということで、
「いや~、インフルエンザってシンドイね~!」
と言いつつ、何故かちょっと嬉しそう・・・。

そんな当人を横目に、
「看病していることだし、これは多分移されちゃうんだろうな~・・・(-_-;)。」
と、半ば覚悟をしていたのですが・・・、不思議と移ることなく至って健康続き!
これは頑丈に生んでくれた両親に感謝です。

さて、そんなこんなで気が付けばあっという間に2月も後半、ブログの更新もさぼり気味だった訳ですが、今日は寒さを吹き飛ばす意味も込めて、南国バリ島のお話しを。

以前、こちらの記事でタイの葉の器をご紹介させて頂きましたが、東南アジアの他の地域でも、こうした葉や竹の器が日常生活に頻繁に使用されています。

バリ島で見かける代表的な葉の器と言えば・・・。

チャナン(Canang)!
チャナン2

・・・と私的には思っているのですが、いかがでしょうか?

チャナンはご存知の方も多いかと思いますが、お供え物バンタン(Banten)の一種で、バンタンには、オダランやガルンガンなどの大きな祭事にお供えされるグボガン(Gebogan)などなど、様々な物がありますが、
オダランの列

オダラン

旅行者が滞在中に見かける事の多いバンタンと言えば、この花や線香を添えた小さなお供え物チャナンではないでしょうか。

本当に至る所に供えられており、

お家の祠はもちろん、
チャナン1

道沿いの露店にもチャナン、
チャナン3

町で人気のバビグリン屋さんの豚さんの前にもチャナン、
チャナン4

車のダッシュボードの上にもチャナン、
チャナン5

因みに、炊き立てのお米のみをお供えしている物はサイバン(Saiban)と呼ばれるそう。
サイバン

と、旅先でチャナンをターゲットに写している訳ではないのですが、こうして写真に写りこんでる事がなんと多い事!

基本的には自宅で作ってお供えされますが、近年は市場でも売られるようになり、朝早くに市場を訪れると、せっせと作っている売り子さんを見かける事も多かったりします。
チャナン売り

大量にお供えが必要な際などは、こうした物を購入してきてお供えするそうです。
チャナン作り

で、このチャナン。
町を歩いていると、多くのお店の前に供えられている物をついついうっかり踏んでしまい焦ってしまう事があります。
店先のチャナン

「そうそう!」
と、バリ旅行をされた方の中には、相槌を打たれた方も多いのでは?

かく言う私も何度か踏んでしまった事があり(^^;、その度に、
『神様へのお供え物を踏んでしまった~!』
と、焦ったりしているのですが、ある時そばにいたお店の方に、
「ごめんなさい!」
と謝った所、
「もう供えた後だから気にしないで」
との事。

「え?そうなの(・・??」
と不思議でしたが、どうやらお供えをする行いが大事で、その後は気にしない模様。
う~ん、なんとも大らか。

朝、宿で早起きしてポーチなどで寛いでいると、宿の女性がこのチャナンを各部屋の前に供えにきてくれたりしますが、サルンをピシッと巻いた姿で聖水を掛けたり煙を扇ぐその優雅な手の所作を眺めているのも、またオツなものです(^-^)。

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