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アジアの織物 PANDAN TREE blog

アジアのことから身近なことまで、きままブログ
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スンバ島の摺り込み染め

師走も半ば、寒い日が続きますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、前回のブログで、最近ベンジャロン焼きのカップでコーヒーを飲んでいると書かせて頂きましたが・・・、
やってしまいました!
コーヒーをパソコンにこぼしてしまいました(+_+)!
昨朝のメールチェック時に、寝ぼけたままでコーヒーを飲んでいたのが間違いでした・・・。

人間、思いがけないことが突然起こると、固まるもんなんですね。
数秒間、こぼしたコーヒーを眺めつつ頭が真っ白になってポカ~ンとしていました・・・( ゚Д゚)。

我に返って急いで水分を拭ったのですが、ふと咄嗟に思い立って、開いて立てた本のように、ノートパソコンを開いて縦に(中に入り込んだ水分が下に落ちてくるかも・・・なんて思って)してみたのですが、これはアリだったのでしょうか(^^;?

そんな訳で、昨日は水分でショートが起こらないように乾かすことに専念し、最小限のパソコン作業のみで、写真撮影と書き作業をメインにしておりましたが、半日でもパソコンが使用できないのって、ネットショップには致命的だということをシミジミ(-_-)。

まだコーヒーの香りがパソコンからほのかにしてきますが(^^;、幸いなことに今のところは無事のようです。
頑張れ、マイパソコン!

皆さん、‘ながらパソコン’にはお互い気を付けましょうね(^^;。

という訳で、話しは染織の話題に・・・。

パソコン復帰第一弾の話題はスンバ島の浮織り布“パヒクン”。

以前、こちらの記事でスンバ島の浮織り布“パヒクン”についての概要をお話しさせて頂きましたが、その時サラッとだけ紹介させて頂いた後染めの「摺り込み染め」について今回はご紹介しようかと思います。

摺り込み染めと言うと、生地の上に型紙を置いて、その上から刷毛などで染料を摺り込んでいき模様を出す技法で、日本でいうと友禅などが当てはまります。

スンバ島の浮織り布“パヒクン”の場合は型紙などは使用されませんが、彩りの華やかさを増す意味合いで、織り上がった後に文様部分に後染めが行われます。

スンバ島の織物と言うと、括って文様を生み出した先染めの糸でつくられる絣(イカット)が世界のコレクターの間でも有名ですが、この浮織り布“パヒクン”の場合は、経糸には括りのされていない単色の先染め糸を何色かと文様部分の淡色の糸、そして緯糸には黒などのベースとなる緯糸と文様用の経糸(文経)を所々抑えるためのやや細めの緯糸を使用してつくられます。

多くの場合は、この文経に使用される糸は白・生成り・ベージュ・黄色などが殆ど。
そのため、華やかさを増すために、織り上げた後に摺り込み染めにて文様部分に染料が着色されます。

中には、この文様部分の経糸に着色を施さないパヒクンの多い地域も稀にありますが、
スンバ島の織物1

現在、出回っているパヒクンの多くは、このように摺り込み染めにて文様に着色された物が殆ど。
スンバ島の織物2

鮮やかな着色具合の物もあれば、
スンバ島の織物3

穏やかな彩りの物もあり、
スンバ島の織物4

やはり、作り手さんの好みによって、一枚一枚風合いは変わってきます。

摺り込みがはみ出している所も多々見受けられますが、
スンバ島の織物5

これもまた、手作り品の味わい(^-^)。

同じように見えても、唯一無二の物の多い伝統織物。
一枚一枚の持つ異なる表情がとても魅力的です♪

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