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アジアの織物 PANDAN TREE blog

~アジアのことから身近なことまで、きままブログ~
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ユニークな植物達【カレン族シルバーの中のモチーフ】

台風一過となった本日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今年は本当に台風が多いですが、どうぞくれぐれもお気を付け下さいませ。

さて、今回は久し振りに「カレン族シルバーの中のモチーフ」シリーズを。
今回のお題は植物。

自然と共存してきたカレン族のシルバーアクセサリーには、身の回りで見かける様々な植物が登場します。
具象的にリアルに表現されたものも多く、頭に浮かぶものをサッと列挙してみると、蘭・薔薇・プルメリア・苺・林檎・パイナップル・唐辛子・エンドウ豆などなど・・・。
ジャスミンの蕾らしき造形もあったりで、実に多様。

もちろん、各種の葉なども具象的に表されたり、下の画像の様に刻印としてあしらわれたり。

カレン族シルバーの葉脈の刻印

そんな中で、ちょっとユニークな植物や造形も見られます。

例えば、バナナの花。
バナナの花をかたどったカレン族シルバー

花の雄しべや雌しべの集まり。
花のつぼみをかたどったカレン族シルバー

そう言えば、タイ北部などではギウ(Ngiu)と呼ばれる赤い花が咲く背の高い木が見られますが、このギウの雄しべなどがスープなどの食材として市場で売られていたりします。
それをイメージしたモチーフか・・・は定かではありませんが(^^;、ふとこの造形を見て思い出した次第です。

こちらは、花の種が入った莢をかたどった物。
身近なイメージで例えると、菜の花の莢のような造形とでも言いましょうか。
種をかたどったカレン族シルバー

そして、クラウンフラワーをかたどったカレン族シルバーも見られるのですが、残念ながらシルバーの方の画像は手元になかったもので、こちらの画像でご覧下さい。

クラウンフラワーをかたどったカレン族シルバー

この中央の白い花がタイではドークラック(Dook Rak/Ruk)と呼ばれるクラウンフラワーなのですが、お供えの花輪などにあしらわれる事が多いので、見かけた事のある方も多いかと思います。
このお花、タイ語で『愛の花』というロマンティックな意味合いを持つそう

最近はクラウンフラワーをプラスチックでかたどって花輪にする事も増えてきているようで、実は上のクラウンフラワーもプラスチック製だったりするのですが(^^;、カレン族の皆さんは、この花をシルバーでそっくりに制作している訳です。

そして、伝統デザインの中には、稲穂をイメージした物も。
稲穂をかたどったカレン族シルバー

このくるんと2つ丸まった先の辺りが稲穂を表しているそう。

色々なカレンシルバーを眺めていると、本当に身の回りの様々な自然の植物が取り込まれているのが分かります。
カレン族の人々が生活している環境に思いを馳せつつ、カレンシルバーを眺めてみるのも楽しいものです(^-^)。

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方位除けと四方除け【カレン族シルバーアクセサリーのモチーフ】

夏らしい陽気続きの今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

GWも終わり、今日からお仕事の方も多いかと思いますが、PANDAN TREEも本日から通常営業再開!・・・という事で、久し振りのブログ更新。
今回のお題は、久し振りに「カレン族シルバーアクセサリーのモチーフ」について。

銀面に躍る様々な刻印はカレンシルバーの大事な魅力となっておりますが、その中で1~2を争うようにあしらわれている刻印は何でしょうか?

パドゥア?
第三の眼?

両刻印共に登場することの多い刻印ですが、もう一つ・・・と言いますか、もう二つよくあしらわれる刻印があります。

それは、方位除けと四方除け・・・かと個人的には思っております。

方位除けは矢印や三角、四方除けはシンプルな×や四角の中の×・・・といった感じに表されますが、ふと当店のカレンシルバーの画像を眺めてみたところ、この二つの刻印が施されている事が非常に多いのを再確認。

とてもシンプルな刻印ですので、様々な刻印がびっしりと施されたカレンシルバーの場合などは、ただ幾何学模様の一環といった感じに思えてもしまいますが、こうしたシンプルな刻印にも持ち主を護る意味合いが元来含まれているというのも興味深いものですね。

カレン族シルバー方位除け&四方除け①

カレン族シルバー方位除け&四方除け②

カレン族シルバー方位除け&四方除け③

カレン族シルバー方位除け&四方除け④

山岳民族の装身具には、魔除け的な刻印や造作の物が多いのですが、こちらのリングなどは方位除けの三角に加え、魔除けの第三の眼を表す◎もあしらわれております。

そんな訳で、商品撮影の際にアクセサリーを手に取って、刻印されている色々な文様を眺めていて、ふと時間を忘れる時もあったりします(^^;。

カレン族シルバー方位除け&四方除け⑤

カレンシルバーには、シルバーの高純度とハンドメイドによる温もり感など様々な魅力がありますが、長く眺めていたいと思わせてくれる不思議な魅力もあるようです(^-^)。

【カレンシルバーアクセサリー一覧ページ】

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葉の器【カレン族シルバーアクセサリーのモチーフ】

早いもので今日から師走ですが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、オリジナルアクセサリー制作の真っ只中な今日この頃ですが、ここで一息・・・ということで、“カレン族シルバーアクセサリーのモチーフ”シリーズを。

日本でも、柏餅、笹団子、粽、朴葉餅などなど・・・自然の葉で包んだ昔ながらの食べ物がありますが、東南アジアではよりこうした包み系の食べ物が多かったりします。
レストランなどよりは、ローカルな市場や屋台で見かけたり・・・といった場合が多いでしょうか。

そんな葉の容器を模ったカレン族シルバーが、こちらの折り紙型のビーズ。
折り紙型のカレン族シルバービーズ

この画像そのままの形の葉の容器を写した画像が手元になかったので申し訳ないのですが(;^_^A、上の画像のような真四角のタイプは、私の記憶では、ちょっとした小型の蒸し菓子や、ソム・ムーと呼ばれる生ハムのようなソーセージ(これ、呑兵衛にはたまらない美味しさですよ♪)などが思い出されます。

昨今はプラスチック容器の使用も増えましたが、それでもまだまだ、バナナの葉を様々に形作って容器として利用している風景をよく見かけます。
メーサロンの朝市

自然素材ということでは、竹筒を利用したカオ・ラームと呼ばれる昔ながらのお菓子もあります。
カオラーム

これは、竹筒にモチ米、小豆、ココナッツミルクなどを入れて蒸し焼きしたおやつ的なお菓子なのですが、ちょっと喉かめなバス停などでは上の画像のように販売していることもあり、ちょっとしたバス旅のお供としてチビチビとつまむのにもうってつけ。

食べ物の容器以外にも、お供え物の容器などにも、この“自然素材を包む系&折り畳む系”は大活躍で、
タイのお供え物

タイのお供え物

中には目を見張るような見事な畳み具合の物も多く、
「ほ~ぅ!」
と、見惚れて感心する次第(*^_^*)。

果ては、お花もキレイに折り畳まれていることが多かったり。
チェンマイのお寺の花

そう言えば、丁度、今年のタイのロイクラトン/ローイクラトン(イーペン祭り)も終わったばかりですが、ロイクラトンは「ローイ(流す)クラトン(バナナなどの葉で作った容器)」という意味合いだけあって、こうした自然素材の容器は大活躍。

中にはこんなに手の込んだクラトンもあったりします。
バナナの葉のクラトン

チェンマイのロイクラトンというと、飛行機のフライトスケジュールを期間中変更させる程となった(^^;盛大なコムローイ(コムファーイ)上げが有名ですが、
チェンマイのコムファーイ

こうした、しっとりとした風情の灯篭流しをゆったり眺めているのも、またオツなものです(^^)。
チェンマイのロイクラトン2

チェンマイのロイクラトン1

因みに、このクラトン。
近年はバナナの葉や紙製だけではなく、
ソフトクリームのコーンや、
ソフトクリーム用コーンのクラトン

パンで作った物も出てきており、
パンのクラトン

川の生き物達へのタンブンにもなるし、自然にも優しいし・・・ということで人気のようですよ(^_^)♪

それにしても、このパン、美味しそう~(^¬^)!

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第三の眼【カレン族シルバーアクセサリーのモチーフ】

気が付けば紅葉シーズン間近の今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、もうすぐ師走という事で、冬のUP用にオリジナルアクセサリーの制作を始めようかと、素材のストックを久し振りに出してきた訳ですが、カレン族シルバーパーツなどを眺めながら、
「今回は、天然石はポイント的にして、アジアンシルバーを多めにあしらったデザインで作ろうかな。」
と考えた次第。

という訳で、今回は【カレン族シルバーのモチーフ】シリーズ第3弾として、「第三の眼」をご紹介したいと思います。

第三の眼と言うと、こちらのブログ記事でもご紹介させて頂いたように、古来から東南アジア各地の織物などにもあしらわれてきております。

地域によってデザインに異なりはありますが、魔物や周囲からの妬みや呪いなどの邪視・邪眼を払う魔除けの文様の一つとして、古くから広く織り込まれてきた文様の一つです。

こう書くと、何やらちょっとオドロオドロシイ感じになってしまいますが(^^;、医療の乏しかったいにしえにおいての、
“心身健やかに生きるための知恵”
・・・といった感じでしょうか。

カレン族シルバーの場合は、この上の記事内にも掲載したこちらの画像のように、直接的に目を描いた物もありますが、
カレン族シルバー魔除けの第三の眼1

ちょっと幾何学的に表した物などもあり、
カレン族シルバー魔除けの第三の眼2

そして、より一層簡易化されたこうした◎も第三の眼を表した物と言われております。
カレン族シルバー魔除けの第三の眼4

一見、見逃してしまいそうなシンプルな表現ですが、こうした何気ない幾何学模様にも意味合いが含まれていて、味わいがありますよね。

織物同様に、時代の流れで意味合いが不明となってしまった刻印も多いそうで残念な所ではありますが、浅学ながら、ちょっとずつカレン族シルバーの文様に秘められた刻印の魅力もお伝えしていければ・・・と思います(^^。

カレン族シルバー魔除けの第三の眼3

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スパイラル(渦巻き)【カレン族シルバーアクセサリーのモチーフ】

かつては数百種類もの刻印があったと伝えられるカレン族シルバーの文様。

前回のパドゥアに続いて、同様に代表的なデザインの一つであるスパイラル(渦巻き)について、今回は紹介させて頂きます。

カレン族シルバーアクセサリーの渦巻き5

この渦巻き状のモチーフには、カレン族に伝わる宇宙観・家族観など、様々なものが表されていると伝えられます。
一言に渦巻きと言っても、デザインも多様。

カレン族シルバーアクセサリーの渦巻き3

カレン族シルバーアクセサリーの渦巻き4

カレン族シルバーアクセサリーの渦巻き6

カレン族シルバーアクセサリーの渦巻き1

当店のカレン族シルバーアクセサリーには、渦巻き状デザインの物が多くありますが、伝統色が色濃いデザインの物を好む身として、こうしたスパイラル状のデザインの物も大好きな一つであったりします。

この渦巻きの中には、

宇宙
家族の発展と永続
平和の象徴

など、一言では表せない実に様々な意味合いが込められているそうです。
同時に、渦巻きという普遍的な形状なだけに、その作り手個人個人によっても、渦巻きに込めた想いには差異があると言っても良いかと思います。

また、こうした壮大な意味合いの他にも、自然と共に暮らしてきたカレン族にとって、緩やかな渦巻きは、巻貝やカタツムリを表すこともあります。

カレン族シルバーアクセサリーの渦巻き2

今日、モン族の伝統的なアクセサリーデザインの影響も時折垣間見られるカレン族シルバーアクセサリーですが、モン族の人々の間ではカタツムリは魔除け、カタツムリの殻は家族の成長と繁栄の意味合いを持つと伝えられてきたそうです。

さて、では自然の中で暮らしてきたカレン族の持つ宇宙観とは?

ここで、興味深いお話しを一つ。

カレン族の人々は、古来からのアニミズムの他、キリスト教の唯一神信仰を汲んだ信仰も信奉しており、その長く受け継がれてきた言い伝えは、旧約聖書の創世記に非常に似た内容となっているそうです。
その唯一神が宇宙、そして人を創造したと伝えられております。
そして、その唯一神は永遠であると。

渦巻き模様と言うと、冒頭にも書かせて頂いたように私達にも身近な普遍的、と言いますかよくある模様ではありますが、こうして考えてみると、渦巻きにはカレン族の人々の歩んできた歴史や伝統が凝縮されているようで、興味深いものですね。

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