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アジアの織物 PANDAN TREE blog

~アジアのことから身近なことまで、きままブログ~
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PC vs 目力!

GWも明け、梅雨の声も聞こえてくる今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今年のGWは昨年までとは異なって行動範囲も広げられるようになりましたが、様々にリフレッシュなされた方も多いかと存じます。
海外渡航のハードルももう少し低くなってくれたらありがたいな~…といった気持ちですが、徐々にツアーなども出始めているようですし、合間を見てはボチボチと東南アジア各地の情報収集の日々だったりします。

このコロナ禍で直近の生活でも変化したことは多々ありますが、この次の仕入れのために…と様々にチェックし始めたところ、(仕入れとはちょっと異なりますが)いつも通っていたお店&エトセトラが閉鎖していたり、移転していたり、残念なことに潰れていたり…といった事が思いのほか多い様子…。
多分、次に彼の地を訪れる時には状況の変化に驚きの連続になるのかな?…と思っておりますが、その対策も兼ねての情報収集だったりします。

さて、そんな情報収集にはパソコン&スマホが登場!…となるのですが、日頃の業務でもパソコン作業を始めると数時間は画面とにらめっことなる日々で、目のショボショボ感との戦いがネットショップ運営には不可避!…かと個人的には思っております。

そんな訳で、デスク上に常に2~3種類の目薬があり、就寝前にはあずきのチカラで、
「ふぅ~(*´ω`)」
と癒される日々。
その中でここ数年お世話になっているのがインドの目薬。

アーユルヴェーダ目薬

学生時代から近視でしたがコンタクトレンズが合わない目の性質らしく( ;∀;)、イザの時には眼鏡の登場といった生活を続けておりましたが、何だかここ10年は眼鏡の出番も殆どなくなり、
「もしかして…インド目薬のおかげ??」
などと思っておりました。

そんなこんなで、先日、インド目薬のストックが切れかけた際に久しぶりに注文をしようとネット検索をしたところ、
「インドのアーユルヴェーダ目薬には水銀が入っていて体に悪い」
という情報がチラホラ…。

「え?そうなんですか?私、かれこれ10年近く使用していますが…大丈夫なんですか( ;∀;)??」

これまでこのブログで何度も紹介させて頂いている程に、個人的には愛用の品だったりするのですが…う~~~ん(-_-;)。

と、心配になり色々調べてみたところ、インド目薬の中のカトラミデにフェニル水銀という種類のものが入っているらしく、それについての記事が多い模様。

う~ん、カトラミデ好きなんだけどな~。

では!…とフェニル水銀について調べてみると…、

毒性の強いメチル水銀とは異なって、体内で容易に分解されて無機水銀に変わり強い毒性はなくなる…と。
でも頻繁に使うのはお勧めできない…と。
魚介類にも水銀は含まれているものだ…と。

なるほどなるほど…と思いつつ、魚介も大好きなんだけどな~…と思いつつ、何となくグレーな部分もチラつく塩梅…。

幸い、普段は刺激の少ないアイトーン(フェニル水銀不使用)を使用し、本当にショボショボ感が辛い時にカトラミデの出番!といった使用の仕方だったのですが、
「今持っているストックが切れたら今度は別のインド目薬に切り替えようかな~…でもカトラミデ効くんだけどな~…」
と、地味~に悩んでいたりしております(^^;。

そんなこんなですが、カトラミデに似たアーユルヴェーダ目薬でフェニル水銀が入っていない物も沢山あるので(ネトラブラバやトリファランジャンなどなど…)、

・目がショボショボする
・アーユルヴェーダ目薬に興味がある
・でもフェニル水銀は心配

といった方は、カトラミデ以外で試されても良いのではないでしょうか?

さて、今日もパソコンと向き合いますか~!

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柄のいろいろ

蒸し暑さも徐々に増し、何となく東南アジア的な風を感じるようになった今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

朝起きて、窓を開けてこの空気感が漂ってくると、ほんわかと幸せな気持ちになってきてしまうのは、これは東南アジア欠乏症?シンドローム?…でしょうか??

と、昨今は円安と睨めっこしながら織物の仕入れタイミングを計ったりの日々だったりしますが、何だかここ数年で様々な変化が起き過ぎて、気が付くと、瞳孔が開いた目で窓から見える空をボ~ッ(゚A゚ )と眺めては思案してみたり…といった時間も増えたような気がします(^^;。

さて、今回はお久~し振りに織物のモチーフシリーズを。
とは言っても、今回はちょっと毛色を変えて “所変われば意味変わる” 的なお話をしたいと思います。

ここ2年ちょっとはマスクの欠かせない生活となっておりますが、コロナ禍が始まって不織布マスクの不足が続いていた初期の時期に、海外暮らしの家族から、
「代わりに布の家紋マスクが欲しい」
とリクエストが。

わかりましたわかりました、送って差し上げましょう~♪

という事で、家紋マスクのネットショップにて見繕った所、2種の和柄ベースのマスクがあり、その中の『紗綾形』が色柄共に一番素敵だったので、

「このマスクでどう?」
と連絡した所、
「この柄はハーケンクロイツに間違われるから絶対ダメ!」
との事。

最初、言われた時点ではピンときませんでしたが、ジ~~~ッと『紗綾形』を眺めていて、
「なるほど!」
と気付いた次第。

『紗綾形』は『卍繋ぎ』とも呼ばれるように所々に卍(まんじ)が見られますが、良~く見るとハーケンクロイツと同じ向きの逆卍も配置されております。

細かい文様なのでちょっと目がチカチカするかもしれませんが(^^;、下の『紗綾形』をじっくり見て頂くと、卍と共に逆卍もあるのがお判り頂けるかと存じます。

和柄・紗綾形

私たち日本人にとって卍は神社などでも見掛ける身近な文様ですが、欧米では逆卍と卍を同一視され勘違いされ得るそうで、トラブル回避のためにも『紗綾形』ではない和柄のマスクを送って欲しいとの事。

という事で、代わりに『青海波』紋のマスクを送ったのですが、対海外の場合には“所変われば”的な誤解を生じさせないように気遣いが必要な事柄もあったりします。

そう言えば、バリ島はヒンドゥー教徒が大多数の島ですが、スワスティカ(Svastika)さんという名の方もいらっしゃって、ヒンドゥー教的には聖なる名前だったり高貴な名前だったりします。
このスワスティカのシンボルも卍や逆卍とのことで、チュルクで知り合ったシルバー職人のスワスティカさんからは名前の謂れと共に自ら制作したスワスティカのシルバーペンダントを誇らしげに見せて頂いた思い出もありますが、他国の独裁者のせいで、本来の自国の神聖なモチーフの意味合いが曲げられるのは非常に悲しく歯がゆい事です。

そして、ふと、
「あれ?何かウチの織物でも見た事があるような…?」
と思い出したのが、以前扱っていたラオス・サムヌーア製の古布のパービアン(肩掛け)。

ラオス・パービアン1

こちらも細かな文様が布一面に浮織りされており、黒地に金の浮織りで施された文様は魚をモチーフにしたと伝わる鉤文様部分なのですが、
(下の画像で言いますと、高さのある魚が2匹左を向いています。)

ラオス・パービアン2

その魚とは別の合間合間に、卍と共に逆卍に似た文様がしっかりと織り込まれております。

ラオス・パービアン3

細かな文様なので、ジ~~~ッと眺めていないと気付き難いのですが、ラオスでいにしえから使用されてきた伝統文様でも、所変われば&場面によっては、いわゆるセンシティブな部類と捉えられてしまう場合もあったりするのかな?…などと、ツラツラ考える今日この頃です。

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しみじみ沁み入る半導体のありがたさ

春真っ盛りの今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

様々な物が芽吹く春はパワーもみなぎってくるようで、あ~だこ~だとプランを練っていたりしております。
輸入を生業としている身としては昨今の急激な円安には動揺を隠せませんが(-_-;)、でも当面は円高には戻りそうもないですし、色々と様子見をしながらの前進具合だったりします。

と、そんなこんなで世知辛い状況に翻弄されておりますが、ここでもう一つ翻弄される事案が発生…。

それは、半導体不足。

個人的にはたいそうな機器を日々使用している訳でもないのですが、現代は気が付けば半導体が使用されている機械だらけの世の中。
そんな中で最近、当店的に半導体不足の泣き所となったのが…カメラ

今は気軽にスマホで画像・映像を撮る方が大部分となっておりますが、やはり一度に何百枚も商品を物撮りするとなると別途でデジカメが必須になります。
で、その中でも私の場合は手が小さい&握力がない事もあり、軽くコンパクトなコンデジが超必須なのですが、そんな愛用のコンデジが最近調子悪くなり、新調しないとなぁ~…と。

…でもですね、スマホの台頭でそうしたコンデジは淘汰され…いや、絶滅危惧種になりつつあり、殆ど目ぼしい機種は販売されず、新商品の発表もガクンと少なくなっている状態なんです( ;∀;)。

そこで、カメラ大好き人間(…いや、カメラマニアですね)のツレに相談する訳です。
「んじゃ、とりあえずこのカメラ使ったら?」
と、持っているカメラの中でも一番コンパクトなミラーレスをお勧めしてくれるんですけれどもね、でもですね…、
「それでも重いんですよ~~~( ;∀;)!!」
と切に訴える私。

「それじゃあ、これは?こっちは?」
と、マニアなだけに嬉々として色々見繕ってくれるのですが…お勧めしてくれるカメラを通販サイトで見ると、半導体不足の影響で軒並み納期まで2~3ヶ月・未定…といった非情な状態。

正直、ここまで半導体不足が響いているとは思いませんでした!

結局、使い慣れたコンデジの新古品が見つかったので、当面はそれで凌ぐことにして半導体の流通復活を待つことにしたのですが、ここからが半導体不足の副産物による困り事…。

私のカメラ選びで半導体不足による世の中のカメラ不足を目の当たりにしたツレが急にソワソワし出し、
「自分も何か中古で買っちゃおうかな~。」
と。

いやいや、あなたの場合、何台カメラがあるんですか?…と。
それより怖いのが、そのカメラに合うレンズが次々欲しくなる『レンズ地獄』…。

いやいやいや、あなた、防湿庫の中に既に何個のレンズが鎮座しているのですか??…と。

カメラ好きが身内にいらっしゃる方でしたら、
「うんうん( ー̀ωー́)!」
と、力強く頷いてくれるかと思いますが、『キャンプ沼』という言葉と同様に『レンズ沼』という深~~~く恐ろしい沼がありまして…。

『キャンプ沼』同様に非常に危険な『レンズ沼』…。

「ねぇねぇ、これどう思う~?」
と、レンズの販売ページを見せられながら、
「あ~~~、聞こえない聞こえない~~~(∩゚д゚)。」
といった攻防をしている今日この頃だったりします…。

…『沼』にハマるのは程々に。

メークロン駅の線路市場

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色のいろいろ

今日から新年度。
桜も満開になり、春の暖かさが心に沁み入る今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
なかなか平穏な世の中には遠い2022年となってしまっておりますが、本当に一日も早く平和な日々に戻ってほしいものです。

この二年程は、コロナ絡みや世界の情勢などを眺めてみても様々にアンバランスさや歪みを感じる事柄も増えたようで、大小に関わらず色々と変化の時なのかな~…と思う事しきり。

丁度コロナ前に仕入れに向かおうとしていた際のプランも、当店の今後の方向にちょっと変化を生じるようなプランでしたので、見事に出鼻を挫かれた形でしたが( ;∀;)、まぁ仕方がないですよね。

その憤りは、いずれ(出来れば間もなく)再開されるであろう!…と信じている…いや、信じたい!渡航の通常化後に発散させて頂こうかと思っておりますが、まずはその前に、ちょっと仕入れたいと思っている織物もあったりします。

なんて言いながら、昨今の急激な円安に怖気付いて、まずは為替の様子を見ながら…といった感じではありますけれども。

さて、その織物とは当店でもカテゴリーもあり現行で作られている物なのですが、何故かこのタイプは古布では見つけやすくても新布は不思議と見つけ難い藍染めの布。
本当に極々シンプルな物なのですが、民族衣装のベースに使われることが多かったり、ダイレクトに現地でインテリア雑貨や小物に仕立てられる事も多いためか平のまっさらな新布としては見つけ難いんですよね。

さて、そんな藍染めですが、藍には防虫・蚊除け・毒蛇除けといった効用があると言われ、日本でも昔から藍絣などを使用した藍染めの野良着がありましたが、タイにもこうした作用から農作業着などに使用されてきたモーホームという藍染めの衣服があります。
これも生活の知恵から生まれたのでしょうね。

タイの仕事着モーホーム

…と、そんな話しをしておきながら、今回プランを立てている布はこのモーホーム用の藍染め布ではなく別の藍染め布なのですが(^^;、藍染めは世界的にもお好きな方が多い染め物かと存じます。

私も南国の海のように透明感のある青、吸い込まれるような晴れた日の空の青、ラピスの瑠璃色のような深い青、ターコイズのように味わいある青etc...と、それぞれに魅力ある青の彩りが大好きですし、日本の方にも藍染めの布は人気ですので、仕入の際には藍色・青色・紺色などの織物を出来るだけ多く選ぶようにしております。

…が、この、
「青の織物を選ぶ」
という、一見シンプル&イージーモードそうに見える事が、なかなか難しいエリアが結構多かったりします。

それは、色に対する考え方が異なるから。

例えば、インドネシアのスンバ島はイカットの名産地ですが、藍染めイカットは平民のための物とされ、

スンバ島藍染めイカット

茜染めイカットが王族・貴族のための物と言われております。

藍は乾いた土壌のスンバ島でもある程度栽培できますが、茜の原料であるムンクドゥ(ヤエヤマアオキ/ノニ)は多くは栽培できず他島から運んでこなければいけない貴重な染料だったが故に権力者階級の衣服として茜染めイカットが用いられたと伝わっておりますが、今でもスンバ島ではその影響からか茜染めの配分の多いイカットの方に良品が断然多かったりします。

スンバ島茜染めイカット

そんな事もあってか、これまでに織り柄の細かな藍染めスンバイカットは2~3枚しか見つけられなかった覚えがありますが、そうした品を見つけられると非常に嬉しくなって気分が舞い上がったりするものです♪

また、他の地域でも折々でお聞きした事なのですが、
「衣服の色使いは出来るだけ華やかな方が好き」
という織り手さんも多く、人々が行きかう布売り場などでは多色入り混じった(日本的な感覚で言えば)派手過ぎる織物がほとんどな場合も多々あります。

フローレス島のイカットにはベースは落ち着いたブラウンなどの物が多いのですが、そこに黄色や緑etc...と原色的な彩りがアクセント的に加えられていることが非常に多く、ここでも、
「ブラウン系のみで良いんだけどなぁ~…う~~~ん。」
と、悩んでたたずむ事もしばしば。

最近は各地域において、海外市場向けとして落ち着いた同系色でまとめた織物やワントーンに近い織物も増えてきたり、ネットの普及で海外の影響を受けた若者のセンスを生かした織物も徐々に増えてきましたが、それでも大部分ではやはり派手さが否めない物が今でも多かったりします。

例えばバリ島の緯絣ウンドゥッ(エンデック)などはその傾向が強いような気がしますが、多分華やかさを増すためのアクセントに…との思いからでしょうが、青主体の織物の中に赤・ピンク・黄色・緑といった色合いがプラスされている織物が多く、心の中では、
「この色が入っていないほうが良いのにな~、青の同色系で統一してくれたほうが有難いのだけど…う~~~ん。」
と、心の中で唸ってみたり。
一方、現代的なデザインの織物には伝統の良い持ち味を削ぎ過ぎた部類の物も多く…う~~~ん。
かと言って、好みのデザインで受注生産をして頂く程には大量に要るでもなし…う~~~ん。

ウンドゥッ(エンデック)がかなり豊富に販売されている場所に行っても、触手の動く品はほんの極々一部だったりします。
何でしょう、この大量の織物を目の前にしながらの飢餓感…う~~~ん。

話しを戻しますが、ラオスのタイ族の中にも伝説を端にして赤の色をいにしえから尊んできた支族がいたり、ラック(カイガラムシ)などで染めた臙脂の織物が好まれる地域などもあり、東南アジアではこのように赤系統の彩りに一目置いている場合が多いような気がします。

では、他の地域は…と見ると。

個人的にはアフリカの民芸品なども好きなので、ちょこちょことそちら方面の品を私的に購入しておりますが、
「砂漠の青の戦士」
「青の民族」
と呼ばれるトゥアレグ族の男性達は藍染めのターバン/ベールやローブを纏っている姿が有名です。

芋づる式に調べてみると、アフリカでは藍染めが高貴な人々に好まれてきたといった歴史もあるようで、この藍染め自体はイスラム商人を通じて東方からもたらされたとの事。
藍は世界最古の染料と言われており、インダス文明の遺構にて紀元前3000年頃の藍染めの痕跡が発見されている程ですが、そうした藍染めの伝播に、遥か遠くインドネシアから伝播したろうけつ染めの技法が融合したという流れを眺めるにつれ、ついつい脱線して、いにしえの交易浪漫に想いを馳せてみたりしております(*´ω`)。

気軽に渡航が出来なくなって早二年、なんだか頭の中で色んな地域への浪漫&妄想が膨らんでしまっている今日この頃です(*´ω`)。
う~ん、早くコロナと円安が落ち着いて欲しいものですね。

そして、一日も早く平和が戻ってきますように。

2022年桜

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cluster

暖かさも増し、春の足音が聞こえてくる今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

最近、ウクライナを巡る世界情勢が激しさを増しておりますが、ニュースを見るたびに本当に胸が切なくなる限り。
かと言って、自分に何ができる訳でもなく、ならばと少額ではありますがポチポチと寄付をしたりしております。
もしかしたら寄付といった行為に嫌悪感を持たれている方もいらっしゃるかと思いますが、戦争で翻弄される人々、特に子供達に何かしらの足しになれば…と、個人的には考えております。

そんなこんなですが、先日、海外暮らしの家族に荷物を送る際には既にウクライナ宛のEMSの引受けが停止されており、コロナ禍も相まってヨーロッパ方面への物流も混沌としている模様。
加えて、集荷に来てくれた局員さんが非常に慎重な方なのか(?)、
「最近、色々な状況なので通常のようにちゃんと届くか分からない場合もありますが、良いですか?本当に良いですか?」
と、謎のプレッシャーを掛けられたりもして(^^;、
「アメリカ宛でも到着に何かしらの遅れは出ちゃうんだろうな~…、まぁ、しょうがないか。」
と、覚悟の上で発送しましたが、何故かサクッと5日程で到着し、逆にこのサクサクさ加減に狐につままれた不思議な気分だったりします(?_?)。

でも、本当に戦争って嫌ですね。
自身の家系も戦争に翻弄された部分があったりするのですが、織物屋として東南アジアに向かった際にも各地で戦禍の残り香的なシーンを目にすることもあったりします。

インドネシアでは第二次世界大戦の際に日本兵から日本の歌(椰子の実)を教えてもらった話しを聞き、
「もう、うろ覚えになっちゃってるから一緒に歌って。」
と言われて一緒に歌ったり、色々な島々で日本軍の防空壕を見掛けたり。
ラオスではベトナム戦争での爆撃の話しを聞いたり。

「ベトナム戦争ってベトナムでしょ?」
と思われる方も多いかと存じますが、ベトナム戦争において一番爆撃を受けたのはラオスだったと言われております。
ベトナム戦争中にラオスで展開された秘密戦争(Secret War)においてこの爆撃は行われ、下の記事の後半にこの件について触れさせて頂いておりますが、

【モン族の伝統衣装と戦争】

この秘密戦争で多く使用されたのが悪名高いクラスター爆弾。

今でもラオスの資料館や博物館でこのクラスター爆弾が展示されている事があり、シェンクワンを旅すると親爆弾が飾られている光景を見たりもします。

因みに、近年ではこのクラスターのアルミをリサイクルして村の支援のためにカトラリーやアクセサリーを作っており、ラオス国内ではフェアトレードを謳ったお店やナイトマーケットなどでも販売されております。

この度のウクライナでも使用された可能性があるとのことで、
「クラスター爆弾って使用禁止条約があったと思うけど?」
と調べてみたら、紛争を起こすことの多い大国などロシアも含めて多くの国で条約に署名していない模様。

なんだかやるせない気持ちになってしまいます。

ラオスでは、地中に残されたクラスターなどの不発弾による事故が今も時折起こっているそうで、全ての不発弾を撤去するにはもう200年掛かるとも言われております。

最近はクラスターと言うとコロナでの集団感染が思い浮かぶ世界になっておりましたが、現代において爆弾としてのクラスター使用をまた聞くことになるとは思ってもいませんでした。

ラオス北東部の上空から