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アジアの織物 PANDAN TREE blog

~アジアのことから身近なことまで、きままブログ~
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布を飾る

清々しい新緑の季節となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、前回ご紹介させて頂いたマランガと、久し振りに登場のモン族藍染ろうけつ布のUPが終わりました。
お手軽にお使い頂けるこちらの古布。
お値段もお手頃な感じにさせて頂いておりますので、どうぞ様々にご活用下さいませ。

モン族藍染めろうけつ布

さて、GW10連休も終わり数日が経ちましたが、今一つ仕事のペースに体が戻りきれない(+_+)・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

当PANDAN TREEの場合は、GW期間中は発送業務のみお休みを頂き、ご注文は通常通りにお受けし、午前集中の半日営業のような形を取らせて頂きました。

午後はず~っとやろうやろうと思いつつ出来なかった家の模様替えに勤しむ日々で、GW終了後、
「いや~、部屋もスッキリしたし、有意義なGWだったね~♪」
とニッコニコでツレに言ったところ、片付け嫌いなのにつき合わされただけあってこんな顔→(´・ω・`)をされてしまいました・・・。
良いじゃないの、快適空間になったんだからさ・・・。

という訳で、模様替えをしながらお客様からの質問の一つがふと頭に浮かんだのですが、それは、
「織物ってどうやって使えば良いですか?」
というご質問。

実は、この種の質問を時折頂くのですが、要は、
「アジアの織物の風合いは大好きなのだけれども、自分の部屋(和洋共に)のインテリアに合うか不安。」
という、装飾などとして部屋に飾る際のお悩みのご様子。

個人的には、引き算的にアジアの織物を使って頂くと、現代の洋室や和室にもすんなりと溶け込んでくれるのではないかと思います。

アジアの織物は色彩が鮮やかであったり、文様が印象的であったり力強かったり・・・と一枚一枚個性を放つ物が多く感じられます。

ですので、一部屋に
「これもあれも・・・」
と、あまりにも多くの織物を飾ると、その一枚一枚が喧嘩をして、それぞれの折角の個性を潰し合ってしまうかもしれません。

という訳で、アジアの織物屋を運営している私ではありますが、一部屋に飾るアジア布はクッションなどの布雑貨も含めて多くても2枚(2種)といったところで、季節毎に飾る布を変えて楽しんでおります。

一枚で部屋の印象を変える事の出来る便利な装飾品といった感じで、絵などとはまた一味異なり、風がそよぐ時に見せてくれる動きのある表情もまた楽しいものです。

織物の産地で宿に泊まると、その地の織物が飾られている事も多いのですが、1~2枚を印象的に飾っている事が多く、布使いの上手さに感嘆する事も。

どうぞ、皆様も布のある生活を様々にお楽しみ下さい♪

グリンシン

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スンバ島マランガ

初夏のような爽やかな気候が続く今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、世の中には様々な伝統アクセサリー(装身具)があり、これまでにも当店の伝統アクセサリー・コーナーにてモン族・ナガ族・カレン族などなど・・・様々に紹介させて頂いてきました。

それぞれに民族特有のデザイン性が弾ける物が多く、私も深く惹きつけられておりますが、そんな中でも造形の独自性が色濃いと感じるのがインドネシア・スンバ島。

女性のお守りとして尊ばれてきた「マムリ」は、スンバ島で受け継がれてきた装身具の中でも著名なものですが、

スンバ島マムリ

現在、PANDAN TREEでUP準備を進めているのは「マランガ」。

スンバ島マランガ1

この「マランガ」も「マムリ」同様に女性のお守りとして島で伝わってきた装身具ですが、共に女性の子宮を模ったデザインと伝えられております。
近隣のフローレス島やティモール島でも同型の装身具が有り、フローレス島ではタカと呼ばれたりしております。

さて、これまでも真鍮製のシンプルなマランガは何点か取り扱ってきましたが、↓

スンバ島マランガ3

今回ご紹介予定の物は、当時(約70年前)島内で流通していた硬貨(銀貨を含む)を溶かして作られた物で、表面には刻印が施されていたり・・・と、味わい深いデザインとなっております。

スンバ島マランガ2

島全体で使用されてきた「マムリ」に対し、「マランガ」は島西部で使用される事が多かったそうで、中には表面にスンバ西部で行われる騎馬行事パソラがデザインされた物も。↓

スンバ島マランガ2
(ちょっと分かり難いかもしれませんが、両サイドに騎馬の人物がデザインされています。↑)

この上の画像のマランガは、このパソラがあしらわれた素朴な風合いに一目惚れをして買い付けてきました。

ショップ・サイトへのご紹介は、他の織物と同時にと考えておりますので、ちょっと後になるかと思いますが、どうぞお楽しみに!

さてさて、地域によって装身具に使用される素材という物も多岐に渡りますが、スンバ島での仕入れの場合、ちょっと気を付けないといけない点もあったりします。
それは・・・ワシントン条約。

ウミガメの鼈甲で作られたハイ・カラと呼ばれる女性用の櫛もありますし、

スンバ島装身具

時折、ジュゴンの骨で作られた彫像を何気なく勧められることも(^^;・・・。

そうした品は、もちろん理由を伝えて丁重に仕入れをお断りさせて頂きますが、地域の自然に根付いた伝統は本当に奥深いなぁ~・・・と感じる瞬間であったりします。

人口60万人程のこじんまりとしたスンバ島ですが、魅力あふれるアーティスティックな品々が生み出される素敵な島です。

スンバ島の風景

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クリックポスト 始めました

今週末には桜が咲き始めるとのことで、いよいよ春突入な今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、PANDAN TREEからのお知らせですが、発送方法に「クリックポスト」を追加させて頂きました。

昨年夏のリニューアル時に、定形外郵便での発送は安全を考慮して手渡しでの配達となる代引きに限定させて頂きましたが、小振りなアクセサリーなどは、やはり
『ポスト投函のほうがお客様も便利だろうなぁ~・・・』
と思っていた次第。

という訳で、郵便局「クリックポスト」での発送を始めました(全国一律185円)。

「アクセサリー1個だけ注文したいんだけど、ゆうパック送料がもったいないなぁ~、代引き手数料ももったいないなぁ~・・・。」
という声が聞こえた様な、そんな気がしましたので( ̄▽ ̄)。

クリックポスト自体は、34cm×25cm×3cm以下の大きさで重量1kg以下という規定ですが、お客様宅のポストの大きさも色々かと思いますので、ポストが小さめな方を想定して28×20×3cmのクッション封筒またはA5サイズ(14.8cm×21cm×2.7cm)の箱でのお届けとさせて頂きます。

万一の際の補償は付きませんが、追跡サービスは付帯しますので、その点で安心して頂けるかと思います。

但し、ポスト投函という事で下記の様な一部制限や注意点もございます。

・代金引換はご利用頂けない
・厚みのないアクセサリーのみでのご注文に利用可
・高額または4個以上でのご注文ではご利用頂けない
・補償が無い
・配達まで時間がかかる
・お届けの日時指定はできない

詳しくはPANDAN TREEサイト内の「クリックポストについて」を参照下さいませm(_ _)m。

以前、郵便局員さんとお話しをした際、
「最近は配達物の安全のために、少しでも荷物がポストからはみ出る場合は、不在票をポストに入れて持ち戻りするよう配達員にルール付けされている」
とのことでした。

万一の際の補償は付帯しませんが、紛失などが生じた際は郵便局に調査依頼を出してお荷物の流れをご注文者様にお伝えさせて頂きますので、遠方の方などで少数&少額のご注文の際は、どうぞご活用下さいませ(^-^)。

タイのポスト

※上の画像は、郵便に因んだイメージ画像ですm(_ _)m。

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グリンシンの絣合わせ

暖かさも徐々に増してきたここ神奈川ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、先日グリンシンをPANDAN TREEサイトにUPさせて頂きましたが、今回はこのグリンシンの絣合わせについてのお話しを。

グリンシンと言えば、世界でも稀なダブル・イカット(経緯絣)。

インドネシア全体では、経糸(縦糸)を染め上げて文様を生み出す経絣のシングル・イカットが多く、緯糸(横糸)を染め上げて文様を生み出す緯絣のシングル・イカットは、バリ島のチュプッやウンドゥッ、スラウェシ島・スマトラ島・ヌサペニダ島・ロンボク島の一部地域などといった感じになります。

こうしたシングル・イカットの場合は、整経の後に織機に糸をセットした後は、トントン(個人的には、この機織りの音の記事のように“バンバンッ”と聞こえる事も多いのですが(^^;)と、刀杼を滑らすように移動させながら織り進んでいきます。
・・・が、ことグリンシンにおいてはちょっとリズムが異なります。

日本の大島紬の経緯絣などでは、絣合わせ(絣調整)の際に調整針で糸を引っ張るなどして絣文様を整えて行きますが、グリンシンの場合はちょっと一味異なる動作が加わります。

使用する道具はグリンシン版調整針といったような物で、素材は水牛の角や骨製であったり、プラスチック棒の先に金属針が付いていたりと様々。

グリンシンづくり風景

その針の様な道具で、絣合わせを行いたい部分間近の織り終えた際(きわ)の経糸を横方向にカリカリと一方に擦ると(文章にすると分かり難くなってしまいますね(^^;)、不思議と経糸がジワジワと上に上がっていき縦方向の絣合わせが成されます。
擦った振動の加減で上がっていくのでしょうか?

下の画像で言うと、ジワジワと上がってきているのは、左手で持った糸・・・ではなく、実はその右横の調整針の先があてがわれた辺りの経糸の方。
左手で持った糸は、絣合わせの際に調整針の邪魔にならないようヒョイと持ち上げたといった感じです。

グリンシンの絣合わせ

初めてその光景を拝見した時、
「おおぉ~~っ!」
と感動し、織り手さんの指先から20cm程の至近距離でしばらく観察させて頂きましたが、どうやらそこに感動する訪問者は少ないようで、織り手さんも喜んで披露してくれたりしました。

そうなんです。
日本の経緯絣同様、このグリンシンでも絣合わせは重要かつ時間のかかる作業であったりします。

冒頭のようなシングル・イカットの場合は比較的トントンと織り進みやすいのに比べ、緯糸をじっくり合わせてトンと織り、調整針で経糸をカリカリと・・・と、インドネシアの他地域に比べて非常に穏やか且つ静かな染織風景となります。

今回、グリンシンはPANDAN TREEでは久し振りのご紹介となりますが、宜しかったらどうぞ現地トゥガナン村を訪れて、穏やかな空気の流れる染織風景をご覧になってみて下さい。

PANDAN TREE グリンシンのコーナーへ>
グリンシン

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車折からの春の始まり

明日からの連休初日に雪模様との予報ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
寒暖の差が激しい今日この頃ですが、こうもジェットコースターのような気候が続くと、体調管理も難しいものですね。
どうぞ、皆さんご自愛下さいませ。

さて、気候と言えば先日は立春でしたが、それに先立つ節分の恵方巻の話題が今年もニュースになっていましたね。
確かにあの廃棄の量は、相変わらずスゴイ(´-ω-`)・・・。

が、お寿司大好き特に海苔巻き&軍艦大好き=海苔好きな私としては、恵方巻を普通に買ってきて、普通にカットして食べていたりします。
ええ、丸かぶりではなくカットです(^^;。

恵方巻が脚光を浴び始めた頃は京都暮らしだったのですが、京都人のツレ(母親は大阪出身)は当時から、
「恵方巻なんて聞いた事ないけど・・・やったことないなぁ~。」
と毎年呟きながらモグモグ( ̄~; ̄)。

そんなこんなで寿司好きな私なもので、毎年カット恵方巻と福豆と共に節分を過ごしていますが、今年は車折神社の節分祭でもご祈祷をお願いしてみました。

車折神社1

こちらの記事にも書きましたが、以前の最寄り神社であった車折神社に昨年からPANDAN TREEも玉垣を奉納し始めました。

で、年間行事の案内が時折郵送されたりしておりましたが、年末に届いた節分祭のご案内の封書にあった方位の厄年表を見た所、今年は私に縁の深い方角が厄に当たるらしい・・・(´-ω-`)。

いやいや、これは気になる!
その方角の人に悪い事が起こっては申し訳ない!
という事で、ご祈祷を申し込んでみました。

そして昨日、そのご祈祷セットが到着した訳です。

車折神社の節分祭

郵送・振替でご祈祷というとちょっと味気ない気もしたのですが(^^;、でもこの具沢山のご祈祷セットを拝見して、何か良い事が起きそうな、そんな春の始まりです(*‘∀‘)。
因みに黄色のお守りの裏には、直筆で私のフルネームが書かれており、なんかご利益ありそう♪

PANDAN TREEを始めてからは程々に縁起を担ぐようになってみましたが、こういう心の拠り所って必要よね~・・・とシミジミ。
という訳で、ご祈祷頂いた福豆を今朝頂き、本年の無病息災を願った2019年の梅鴬の候でした。

車折神社2